【ライターコラムfrom柏】涙の敗戦から見えてきた答え…J1残留へ再確認したチームの強み

柏の5人目のキッカーを務めた山崎亮平の蹴ったPKがバーを超えた瞬間、柏のYBCルヴァンカップ準決勝敗退が決まった。
準決勝第1戦から、ケガで長らく戦列を離れていた中山雄太がスタメンに復帰し、数多くのチャンスを作り出した。柏にはアカデミーからトップチームまで「ボールを保持して攻撃的なサッカーを展開する」という一貫した哲学がある。
中川寛、手塚、中山は、アカデミー時代からその哲学の中で育ち、だからこそ彼らが入った今回のルヴァンカップ準決勝ではポゼッション色が色濃く打ち出された。さらに江坂任、瀬川祐輔といった今季加わった選手たちも、そのポゼッションスタイルの中で、彼らの特長を存分に発揮し、柏のスタイルに合致したプレーを披露した。ただし、チーム全体が共通意識を持つことは一朝一夕では成り立たない。
例えばCBがボールを奪われたことが失点に直結した。
確かにCBとしては絶対にやってはいけないミスではあったが、一方でパク・ジョンスがボールを持った時に他の選手たちがパスを受けられるポジショニングを取らなかったこともミスが起きた一因に挙げられる。それは日々のトレーニングを通じて、ビルドアップのイメージを選手間で共有できていないからこそ発生したミスだとも言える。かつてはボールを持った時に他の選手たちがパスを受けられるポジショニングを取らなかったこともミスが起きた一因に挙げられる。
今年5月、下平隆宏監督の解任に伴ってヘッドコーチから昇格した加藤望監督が、ゴールへの迫力、縦の速さをチームに植え付けようとしたのは決して間違いではなかった。だが新たなチャレンジへのトライと、柏のサッカーの根幹でもある“ポゼッションスタイル”を破棄することはイコールであってはならない。ルヴァンカップに敗退した直後、大谷秀和はこう言った。
「ちゃんとポジションを取ってボールを動かしていく部分と背後を突く部分を続けていけばチャンスは作れる。後ろからボールを持つというのは大事にしたい」 リーグ戦は残り5試合。現在残留争いの渦中にある柏は、依然として苦しい状況下にある。
上記の大谷の言葉を聞くかぎり、柏の強みは何か、そしてJ1残留にためにどういうサッカーをすべきなのか、その答えが見えてきたのではないだろうか。文=鈴木潤。

 
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SHINICHIRO #51 @SHINICHIRO_51

この勢いでJ1リーグ残留を願いたいですね。【ライターコラムfrom柏】涙の敗戦から見えてきた答え…J1残留へ再確認したチームの強み

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