寄り添い、共に歩む被災地支援…浦和レッズに浸透する社会貢献の理念

1月13日、岡山県倉敷市の真備総合公園にて「真備地区復興支援 三菱自動車&浦和レッズ サッカーフェスティバルin まび」が開催され、浦和の柏木陽介、森脇良太、宇賀神友弥、浦和レッズハートフルクラブの宮沢克行コーチが参加した。
午後の小学生を対象としたサッカー教室には96名の子供たちが集まった。午前、午後ともに閉会式では選手たちへの質問コーナーが設けられたほか、サインや写真撮影に応じるなど、選手たちはさまざまな形で参加者と交流した。浦和は2011年に発生した東日本大震災の復興支援活動として、国連関連機関「国連の友アジア-パシフィック」と共同して「東日本大震災等支援プロジェクト」を実施しており、この活動は震災発生から約8年が経過した現在も継続的に実施されている。
「長期間被災地に寄り添うことが大切」という考えに基づき、サッカーを通じてこころを育むことをテーマに活動している、浦和OBを中心としたメンバーから成る浦和レッズハートフルクラブは「ハートフルサッカーin東北」という活動を通じてこころを育むことをテーマに活動している、浦和OBを中心としたメンバーから成る浦和レッズハートフルクラブは「ハートフルサッカーin東北」という活動を通じた子供たちの健全な育成に大きく寄与したとして「さいたま市文化賞」を受賞。また、同年12月にはクラブとして、社会、地域、子供たちの未来のために、競技場の外でもスポーツマンシップを発揮しているアスリートやスポーツ団体を称える「HEROsAWARD2018」を、かつて浦和でプレーし、ユニセフを通じて、岩手県、宮城県、福島県の被災地の子供たちを対象に過去8年間で80回のサッカークリニックを行っており、参加者数は延べ3,649人に達しているという。
今回の「西日本豪雨被災地支援」についても、浦和の淵田敬三代表は水島製作所の北尾光教所長に「今後もできることをしていきたいと思います」と伝え、継続的に支援していく姿勢を示している。また、イベントに参加した選手たちも「新たにひとつ仲間の町ができたので、被災地支援というテーマに限らず、また機会があれば子供たちに会いに来たい」(柏木)「これが一回きりになるのではなくて、さらにもっともっと協力できる活動を増やしていきたい」(森脇)、「こういう機会を作ってもらって交流を深めることができたと思うので、何か形としてもしっかりと残していきたい」(宇賀神)とコメント。淵田代表同様、今後の継続的な支援への意思を示しており、クラブが掲げる理念がフロントスタッフから選手に至るまで深く浸透している様子がうかがえた。
浦和のトップチームは熱狂的なファン・サポーターを持つことで知られ、昨シーズンまで3シーズン連続でタイトルを獲得するなど、人気・実力ともに国内屈指のものだ。だが、前述の「HEROsAWARD2018」を受賞などからも分かる通り、ピッチ外においても日本スポーツ界をリードする存在と言える。浦和は昨年5月に発表したクラブとしての理念の中で「サッカーを初めとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていく」と宣言している。
浦和は今後もピッチ内外で、その理念を体現していくだろう。

 
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ネットワーク1・17(MBSラジオ) @net117mbs

3/17(日)放送分「東日本大震災8年【4】~被災地を走る移動図書館」 7年半、東北で暮らしながら移動図書館を続けてきた、元シャンティ国際ボランティア会 岩手・山元・南相馬事務所長古賀東彦さんの活動日報を紹介し、被災地支援について話を聞きました。

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