CPサッカー全日本選手権が29日に開幕。日本代表の大野僚久が対戦を熱望する先輩とは…

脳の損傷によって運動障害のある人が行うCPサッカーの全日本選手権大会が岐阜・長良川競技メドウで29日、30日の2日間にわたって行われる(台風による悪天候の場合は日程が変更される可能性あり)。
倒れて1週間後、ようやく意識は回復したが、右半身が動かず、言語障害も残った。「頭に言葉が続かないんです。」
そのストレスも重なって円形脱毛症になったこともありました 先天的な脳動静脈奇形が原因。医師からは車いす生活になるだろう、との見通しも伝えられた。フットサルの世界で将来はばたくことを夢見た大野を襲った、突然の悪夢。
「もう1度ピッチに戻りたい」という気持ちがありながら、日常生活さえままならないかもしれないと知ったとき、絶望感に襲われた。病室で父・重行さん、母・陽子さんと一緒に3人で泣いたこともあった。「もう一度フットサル、やりたいんだよな?」。
   重行さんに言われた一言が、自分の思いと重なり、社会復帰へのモチベーションになった。施設で懸命なリハビリを続け、8か月後には利き足とは逆の左足でけり、走れるレベルまで回復。ロンドリーナは退団したが、その後高校3年生の1年間は小田原のフットサルチームでプレー。
卒業後に福祉を学ぶ専門学校に進学後、県リーグでプレーしているとき、偶然、インターネットでCPサッカーの存在を知った。現在のクラブチーム・横浜BAYFCに入ったのは2016年4月のことだった。忘れられない思い出がある。
CPサッカーをやりはじめて初めての練習試合でP.C.F.A.SALTARと対戦。日本代表で主将もつとめた先輩、芳野竜太選手もいた。お互いに中盤の攻撃的な位置で対面で対決。
それまでフットサルをプレーしていた大野は「負けないだろう」と自信満々でピッチに入ったが、得意のドリブルが通用しなかった。「同じ障害を持っても1度も抜けなくて……。
ショックというか、そのことで逆にモチベーションあがりました 今年の全日本選手権は6チームがA、Bの2組に分かれて総当たりのリーグ戦を行う。大野が所属する横浜BAYFCは29日、予選Aグループで大会3連覇中のESPERANZAと対戦後、芳村がいるP.C.F.A.SALTARと対戦する。「今のような熱い気持ちを持てるようになったのは芳村さんのおかげです。」
CPサッカーは様々な年齢で構成されていて、私のチームも20歳前後から50歳ぐらいまでいる。生活に不自由をきたす方もいるし、四肢に麻痺がある方もいます。麻痺はあるけど、体でボールを止めたり、蹴ったりすることで、リハビリにもなるんです。
いろんな境遇の人が集まって、勝利を目指してチームとして動けるように頑張る。気持ちの熱さの面では、普通のサッカーをやる選手を上回るかもしれません 大野は初の頂点に立つために、「心の師匠とのつばぜり合いを楽しみにしている。 。」

 
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いわま @iwa_marlboro

『全日本少年サッカー大会』改め『全日本U-12サッカー選手権』の岩手県大会が明日から開幕します。 コーチとして一昨年の不甲斐ない立ち振る舞いをしないように、子どもらの持ってるものを引き出せればと思います。 初戦は青山さん。是が非でも勝ちたい。勝たせたい。

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