【高校サッカー】瀬戸内、初出場&選手宣誓チーム史上初Vへ

◆全国高校サッカー選手権 ▽準々決勝 瀬戸内1―0日本航空(5日、千葉・フクアリ)  瀬戸内(広島)はMF吉田寛太(3年)の決勝ヘッドで日本航空(山梨)を1―0で撃破。
2大会ぶりの東北勢対決が実現した。165センチの小兵が試合を決めた。
0―0の前半37分。FW川岸からの左クロスに吉田が2列目から飛び出し、頭で合わせてゴールネットを揺らした。「ヘディングは得意ではないけど(クロスが)くると信じて走った。」
合わせるだけでした」。安藤正晴監督(46)も「大きな舞台で仕事をしてくれた」と褒めたたえた。足元の技術に優れる中盤の要は、J1広島のジュニアユース出身だが「身体能力が全然なくて…。
走ることも苦手だったとユース昇格はかなわなかった。高校のサッカー部で毎週行う中距離走では最初は最下位争い。それでも、悔しさを糧に練習を繰り返した結果、今では上位に食い込めるようになった。
昨夏のインターハイでは、県大会で右足首を負傷した影響で本大会はメンバー外。新チームが始動してからも万全には遠く、今大会の県予選も準決勝でようやくスタメン復帰した。本調子でない吉田をメンバーに入れ続けた安藤監督は「よくここまで戻ってきてくれた」と目を細めた。
初出場で優勝すれば09年度の青森山田以来2度目。指揮官は「想定外です。(準決勝までの)この1週間どうするか、これから考えます」とうれしい悲鳴を上げた。
広島が最も被害が大きかった昨年7月の西日本豪雨発生時には、チーム全員でボランティアに参加した。08年度の広島皆実以来となる県勢10年ぶりの優勝を果たせば、地元に大きな勇気を与えるはずだ。12日の準決勝の相手は、昨年度準Vの流通経大柏。
安藤監督は「大人と子ども。自分たちのサッカーがどこまで通用するか」と警戒したが、吉田は「ここまで来たんで、自信を持って強い相手との試合を楽しみたい」と力を込めた。無印軍団に恐れるものはない。
(種村 亮) ◆選手宣誓に選ばれたが、3回戦で長崎総科大付に敗れた。

 
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